化粧水の正しい選び方

 化粧水を選ぶときのポイントについてです。

 たっぷりと化粧水を肌につける人もいますが、その水分は、そのうち蒸発してしまいます。肌に水分を与えてくれるのは、化粧水だと思っている人もいるかもしれませんが、それは実は間違いです。

 お肌を潤わせるのに必要なのは、水分ではありません。水分と結合することによって、蒸発することを防ぐ保湿成分の代表格は、セラミド(角質細胞間脂質)です。

 でも、メインが水である化粧水は、保湿力が弱く、保湿成分はあまり含まれてはいません。

 しかし、美肌をつくるのに大切な働きをするビタミンCの誘導体は、クリームより水に配合しやすいため、こういう有効成分が配合された化粧水を選ぶほうがいいでしょう。

 化粧水には、ブランドの高価なものや、ドラッグストアなどで売っている手頃なものまで、本当にいろいろな種類のものがあります。季節の移り変わりやホルモンのバランスなどによっても、お肌の状態は変わってくるので、ずっと同じものを使っていくよりも、臨機応変にお肌の状態に合わせて選んでいくほうが、いいコンディションを保てます。

 それから化粧水は、お肌を毎日のようにお手入れするものなので、お肌にやさしいものを選ぶという原則を忘れてはいけません。

 表示成分をよく確認して、防腐剤、アルコールなどの添加物の少ない、肌に負担にならないものを選ぶようにしましょう。

正しい洗顔の方法

 睡眠しているときは、肌の表面に油分がにじみでるようになっています。

 朝、起きてからそのままにしておくと、その油分が酸化してしまい、肌が老化する原因となります。

 お肌を目覚めさせるためにも、からだのコンディションを整えるのにも、不可欠なのが洗顔です。

 また、乾燥する肌質の女性であっても、30代ぐらいまでは、朝晩の2回、洗顔料を使って洗顔することにしましょう。

 洗顔の基本は、「泡で汚れを包み込んで落とす」というものです。こすって、汚れを落とすわけではありません。

 ゴシゴシとこすって、メイクや汚れを落とそうとすると、お肌を傷つけてしまう元になります。卵を割らないぐらいの程度の力で、指先をすべらせるようにして洗顔しましょう。

☆正しい洗顔の方法

1.まず、両手を石鹸でしっかりと洗います。そして、顔をぬるま湯で、湿らすほどちょっと濡らします。

2.洗顔料を、ネットなどを使ってよく泡立てましょう。

3.鼻や額にかけてのTゾーンに泡をのせて、やさしく汚れを馴染ませていきます。

4.泡を、額などのUゾーンにのせて、軽く汚れと馴染ませます。その後、皮膚が弱い目もとや口もとにも泡をのせて、同じく汚れを軽く馴染ませていきます。

5.ぬるま湯を手ですくいながら、顔につけるようにして充分にすすぎます。油分が残っているところがあれば、そこをもう一度泡を使って洗いましょう。

6.こすらないように注意しながら、肌をタオルで軽く押さえるようにし、水分を吸い取るようにして拭きます。

 夜、眠っている間に分泌された汚れや皮脂などを落とすために、朝の洗顔をします。何故、皮脂などを落とす必要があるのかというと、皮脂などの油分は、乾燥からお肌を守ってくれるなどの重要な役割もありますが、その反面、空気中に漂うホコリなどがつきやすいのです。

 しかし、お肌を清潔に保っておけば、多少ホコリなどがついてもあまり問題はないのです。でも、何時間も放っておいた肌にホコリなどの汚れがつくと、酸化したり毛穴を詰まらせたりという肌トラブルの原因になってしまいます。

 だから、肌を清潔にしておくために、朝の洗顔は必要ということになります。

 皮脂の汚れ程度なら、洗顔料を使わなくても落とすことができますが、その場合、水よりも水に近いぬるま湯で洗ったほうが効果的です。

 肌のタイプによっても違うのですが、乾燥肌の女性は、洗顔料をあまり使わないで、ほとんどぬるま湯で洗うだけのほうがいいこともあります。洗いすぎは、特に最近に多い肌荒れ(インナードライ肌)の原因となってしまいます。

 それとは逆に、脂性肌の女性や、夜にナイトクリームをたっぷり塗っている女性などは、洗顔料を使って部分洗いをされたほうがいいでしょう。

美肌になれるクレンジング、洗顔料の選び方

☆クレンジング選びのポイント

 あなたのクレンジング料は、あなたの肌に合ったものを使っていますか?

 クレンジング料を、値段の安さや手軽さで安易に選ぶのは厳禁です。少しでもクレンジングがお肌に合っていなかったりすると、その後、どんなにスキンケアをしてみても、キレイな肌には戻らなくなることもあるので注意が必要です。

 クレンジングの種類はいろいろありますが、できれば乳化ジェルタイプか、クリームタイプを選ぶのがよいでしょう。

 油分でメイクを浮かせ、界面活性剤でその油分を水に流すよう配合されているのがクレンジングです。しかし、界面活性剤を大量に含むものを使っていると、肌トラブルを招きやすくなります。

 やはり、クリームや白いジェルタイプ(乳化ジェル)で洗い流せるクレンジングが、洗浄力も適度でおすすめです。また、オイルタイプやリキッドタイプのものもありますが、洗浄力が強すぎて、或いは、界面活性剤がたくさん含まれているので、お肌を痛める原因になりがちです。

 手軽な拭きとるタイプのクレンジングもありますが、拭きとる刺激は、お肌のためにとても悪く、毎日のように使っていると、シミや赤ら顔の原因になりやすいので、なるべく使用は控えましょう。

☆洗顔料選びのポイント

 いちばん昔からあって、お肌によい洗顔料は、シンプルな固形石鹸です。固形石鹸は、しっかり汚れも落ちるし、肌に余分な成分が残りません。

 ビタミンCを含む、或いはヒアルロン酸などの保湿成分の入っている洗顔料などもありますが、こういう水性の成分は、水ですすいだときに一緒に流れてしまうため、あまり意味がないのです。

 また、クリームタイプや液状タイプの洗顔料などは、お肌に優しいというイメージがありますが、しっとりした感じの洗い上がりに仕上げるため、油分を含んでいるものが、多いようです。肌をすすいだときに油膜が残って、化粧水などを後につけても、浸透しにくくなってしまうので、避けたほうがよいでしょう。

 洗顔料にキメ細かな泡があれば、毛穴の奥まで洗浄成分が行き届き、毛穴の奥にひそむ汚れまで洗い流してくれる効果が期待できます。しかし、単純に細かい泡が出ればいい、というわけではなく、その泡の質が重要です。その泡の泡密度や、クリーミーで泡に弾力があるか、などが、特にニキビのある人の洗顔料を選んだりするときには重要なポイントです。

 あと、肌に負担をかけない洗顔料を選ぶためには、合成界面活性剤や防腐剤、添加物などのあまり含まれていないものを選びましょう。

 また、スクラブ入りの洗顔料は、毛穴の汚れは落とせても、肌に刺激が強いので、肌トラブルの原因になります。洗顔には、やはり刺激の少ない洗顔石鹸がおすすめです。